ビートマニア型のコントローラを作ってみる

特に意味はないのだが、物を作るという事を2年ほど忘れていたので
「夏休みの工作をやる前に何か軽くやってみよう」と思い作ってみました。
名前はビートマネヤIIDX-POOR Electric!このすばらしい名前は
びいとおやじスタジオが元です。彼はすばらしいネームセンスの持ち主です。
POORがついているのは操作性がPOORだからです。只今改善予定
今回のコントローラは小さいので、技術があればゲームパッドのように持って
操作することも可能でいろいろ応用例があるはずです。各自発見してください。(笑

必要な物を集める

中古のキーボード    1個  300円ぐらいかなぁ
DVDケース    1個  250円程度で手に入ります。
タクトスイッチ    7個  一個20円ぐらいです。
線材    少々  束で100円とかでOK
ゴムシート    1枚  秋月で200円でした。

秋葉などで簡単に手にはいるはずです。
あと必要な工具ははんだごて、ドライバ、カッターぐらいです。

下準備

それでは作成にうつりましょう
まずはキーボードです。7つ同時に押しても反応する組み合わせを探してください。
組み合わせを見つけたら分解して、コントローラを取り出して配線を確認してください。
配線を確認してメモしたら、要らないコネクタなどをはずしてしまいましょう。
DVDケースに入れたとき引っかかるので。

次はケースの加工です。大まかにコントローラや、スイッチを配置してみて
かぶったりしない位置を探して切るところに線を書いていきましょう。
ここで、一番上はバネにするために切らないで残しておきます。
本来ならここに設計図を書くところですが、ゲームセンターで定規を出したところ
店員さんからにらまれましたのであきらめてネットで探すことにしました。
そしたらなんと、こんなところを発見。感謝します。
上の寸法に従って切っていった絵がコレです。
ケースに寸法を書き込む 切り込み中
ちなみにただ切るだけだと押したときに外枠に当たるので、外側の方を
一回切った後もう一度削って適当な隙間を空けておきましょう。

配線

先ほど取り出したキーボードのコントローラとメモを用意します。
コントローラ コントローラとメモ
左の絵はコントローラに線を付けた物です。

あとはメモを元に、タクトスイッチを線の先につけていきます。
線を付けていく 線を付けていく
爪切りはにっぱがなかったので古いやつを…
右の図のように両方の線にスイッチを付け終わったらケースに入れましょう。
スイッチは固定しなくても動きますが、ほっとボンドなどを持っていたら固定した方が良いと思います。

ケースに入れる

最終工程

さて、コレでもう動く状態なのですが、どこからどこまでがキーかわからないので、
ゴムシートを上に貼りましょう。ちょうど秋月電子で裏面がシールのゴムシートが売っていたので
それを使うことにします。
ゴムシート ゴムシート
左、切り出されたゴムシート。右、貼り付けられたゴムシート

コレにて完成です。ターンテーブルは今のところいい作り方が思いつかないので
今考えています。ただコントローラは手に入れているので、時間の問題のはずです。

作り終えて…

実際にプレイしてみたのですが、どうもボタンの反応が悪い。
今のところ改善策を考えているのですがスイッチを二個並列につなげば
マシになるのかなぁ。ぐらいしか考えていないので、良い考えがあれば教えてもらえると
うれしいです。

それから今回の制作に関して、貴重な資料を公開してくれた、
びいとおやじスタジオに、感謝です。

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