起動時にdebian2.6.18-6-686と書いてあるdebianでのお話。バージョンでAtheros系のチップを積んだ無線LANカードを動かすのに一苦労したので
簡単なメモを書いておこうかと。
http://madwifi-project.org/wiki/UserDocs/Distro/Debian/MadWifi
ここに書いてあるとおりの手順
/etc/apt/sources.listに以下の2行を追加して
deb ftp://ftp.au.debian.org/debian stable main contrib non-free
deb-src ftp://ftp.au.debian.org/debian stable main contrib non-free
下の行を順番に実行した後
# apt-get update
# apt-get install madwifi-source
# apt-get install madwifi-tools
# m-a prepare
# m-a a-i madwifi
# modprobe ath_pci
# echo ath_pci >> /etc/modules
あとは適当に/etc/network/interfacesに設定を書く。
wepなどを使わないなら
#----------------
auto wlan0
allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet dhcp
wireless_essid SSID名
#----------------
と追加しておくだけでいいらしい。
ここまで来たら再起動!
ちなみにwireless_essidでもwireless-essidでもいけるっぽい
アンダーバーとハイフン両方登録されているのかな。
wepやwpaはまた後ほど試してみます。
あ、そうそう。最近のdebianのパッケージからはmadwifiが消えててかわりにatl2なんとかっていうパッケージが入手できるようになっているけどどうも上手くうごかないっぽい。 入れてしまっていた場合madwifiと干渉し合うらしいので
/etc/modprobe.d/blacklist の最後の方に
blacklist ath5k
とでも追加してブラックリストにGO!
せっかくなので今回使った命令たちを追加
dmesg | grep wlan0 起動時に表示されるメッセージからwlan0が含まれるものを表示
ifconfig wlan0 wlan0のコンフィグ状態を表示 (LANアダプタ一般)
iwconfig wlan0 wlan0のコンフィグ状態を表示(無線特化)
iwlist 無線LANデバイスのいろんな情報が取得できる
lsmod ロードされているモジュールが一覧ででるらしい
lspci 読み込まれているデバイス一覧がでるらしい
ifup wlan0 wlan0を有効化
ifdown wlan0 wlan0の無効化
ちなみにorinoco系の無線LANカードは刺したら一発で認識しやがった…。